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帯を解き、浴衣を脱がせると、ヴィンセントの見事な裸体が現れた。手触りのよい胸に唇を落とし、乳首を甘く噛む。
「あぅ……コーイチぃ」
「すまない。色んなところ、触りたい」
ヴィンセントを抱きしめ、率直に欲望を吐露する。
「フ、どうしたいのだ?」
子どもをあやすように頭を撫でられる。晃一はヴィンセントを抱きしめたまま布団に押し倒し、組み敷いた。
自分の下になったヴィンセントの艶姿を見下ろしただけで抑えがきかなくなる。
「ヴィンセント……」
熱い吐息混じりに呼ぶと、
「自分から動きたかったのか。いいぞ、好きにして」
淫らで甘美な許しだった。晃一は湧き上がる衝動のまま、ヴィンセントを穿った。
ヴィンセントの内襞を抉るたび、白い裸体が仰け反り、甘い喘ぎが漏れた。その痴態に煽られ、さらに夢中で突いた。ヴィンセントを気持ちよくさせようと思いやる余裕はなかった。今まで焦らされていた分、獣のように腰を動かした。
「はぁ、はぁ、ヴィンセントっ」
「あぁ……ん、コーイチ、激しい……ああ、あっ、もっと」
ヴィンセントはねだるように雄芯を締め付けた。
「もっと……深く」
「うっ……こうか?」
ギリギリまで引き抜き、一気に押し込む。そこからさらに奥へ入れようと小刻みに突いた。
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