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羽織を見ているヒロシに店主が声をかける。
伊藤次郎左衛門「お目が高い。こちらは西陣より取り寄せた新作の羽織にございます。きっとお似合いにございましょう。」
買わせる気満々(^_^;)
ヒロシ「値はいくらであるか。」
次郎左衛門「40貫にございます。永楽銭なら10貫でお譲り致します。」
現在の価値で約100万円。高過ぎでしょ。支払い待ってもらえるなら良いか?
ヒロシ「持ち合わせが無いがよろしいか?」
次郎左衛門「御名前をお聞かせください。」
あ、名前どうしよう…
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