織田家の飛躍

7/7

1183人が本棚に入れています
本棚に追加
/321ページ
木下藤吉郎とその手勢を残し、織田軍は岐阜に引き上げていく。 出立する前になり、明智光秀は信長の家臣となった。 岐阜に戻ると直ぐに、家臣たちが集められて評定が行われた。 南近江の国は、織田信忠に与えられ南近江の支配を委任された。 大和の地は丹羽長秀に与えられ大和衆を丹羽家配下とした。 丹波の地は稲葉一鉄に与えられ丹波衆を稲葉家配下とした。 丹後の地は安藤守就に与えられ丹後衆を安藤家配下とした。 摂津、河内、和泉の地は信長の直轄地とした。 大津の地に城を築きその城は、木下藤吉郎に与えられた。 堺の地には代官として前田利家が赴任する事が決まった。 そして…滝川一益には伊勢に赴き、伊勢衆とともに志摩、紀伊の攻略を 柴田勝家には佐久間、佐々ととも飛騨衆を召集し越中攻略の指図がなされたのであった。 着実に飛躍する織田家 着実に手を打つ藤沢匠であった。
/321ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1183人が本棚に入れています
本棚に追加