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甲斐の虎、越後の龍…
戦国時代に於いて、この二人は絶大である。
両者を倒した織田信長は正に恐怖と言えよう!
従う者は手厚く守り、刃向かう者は容赦なく滅ぼす…
関東の緒大名は、摂津に赴き、信長に恭順の意を示す!
上州沼田城の真田家、下野の宇都宮家、下総の結城家、上総の里見家、他にも小領主たちまで摂津に足を運び信長に平伏すのであった!
信長はその者たちとの面会を許し、その所領を安堵してやる。
そして甲斐の神戸信孝に協力し関東の雄、北条家の攻略を命じた!
関東の緒大名からすれば願ってもない命令である!
信長は緒大名の上に滝川一益を置き関東軍団長とした!
四国の三好家の当主三好義継が摂津にやって来て恭順をしたのはその直ぐ後の事である!
土佐の長曽我部による圧力に耐えられなくなり、信長に泣きついたのである。
だが、信長はそれを許し、信長の次男である伊勢の北畠信雄を大将とし、大和の丹羽長秀を補佐に付け、細川、和田、一色等も与力として付け長曽我部討伐の命を下した!
信長がこれ程与力を付けるのはかつてない事である。
と言うよりも…それだけ補佐を付けなければならない程に信雄は本物のうつけなのである…
だが…信長も人の親である。
馬鹿な子程に可愛いと言うが…
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