早着替え

7/13
50人が本棚に入れています
本棚に追加
/312ページ
その評価に俺はゆるゆると息を吐き出した。 小恋は満点をはじき出したのだ。 安堵すると同時に、緊張が走った。 俺はどうだろう? 考えてみても小恋に負けないくらいの特技なんて、持ってない。 残っている全員がきっとそうだろう。 みんなの顔には安堵と緊張の色が見えていた。 「すごかったよ、小恋」 戻って来た小恋に綾が声をかける。
/312ページ

最初のコメントを投稿しよう!