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『フフッ……ミュー、いいよ。イって……』
「ッカハ!! ハァッ、ッックゥ……」
きつく噛み締めた歯の隙間から漏れる声。ビクビクと痙攣する花芽に当たる振動が、絶頂に達してもなお、更なる快感を引き寄せようと手招く。
だが、美羽は電源を押してスイッチを切り、躰を弛緩させた。
また……しちゃった。
絶頂の余韻にふんわりと包まれながらも、罪悪感が黒雲のように心を覆い尽くしていく。
どうして、私は……
突き上がってくる胸の衝動に耐えきれず、俯せになると枕に顔を埋めた。まだ美羽の花芽が、満たされない欲を求めてドクドクと蠢いていた。
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