二月十四日

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そんなクラスメイトの一人である友喜は、亜美の家の隣に住む幼なじみの男の子だ。保育園から一緒で、そんな二人とみつるは小学校で知り合った。 けれど、小学校三年生くらいの頃だろうか――三人で登下校をしているのを、他のクラスメイトの男子達からからかわれた時の事だ。 「オレは、二人の事なんて何とも思ってない!」 今思うと、照れ隠しだったんだろう。それは、亜美も解っていると思う。
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