父親の自覚

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『リフォームして、お父様の書斎的な部屋を作って、あえてコタツを設置する空間を作ろうか。それとも、家族の団欒スペースの暖房をコタツにしようか。それとも…』 漫才だったらそろそろツッコミが頭をはたいてどうもありがとうございました!とはけていくタイミングかもしれない。 母親は至ってまじめに話し続ける父親を見て、長い育児生活が楽しいものになりそうだなと思った。まだ足を入れてもいないコタツで、胸が熱くなるほどの幸せを実感した。
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