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燐「企業でやるなら経費で落とす!ご飯くらいならポケットマネーでもいいですが、接待とか請求してください!」
湊「会社経由は面倒で…」
燐「会社の経営のが面倒でしょう!」
湊「……確かに!!まぁ、0から作った会社な訳じゃないからその辺はアレだが。色々と改善や進化はさせてきたけどw」
燐「その才能が羨ましいですよ」
湊「…君ならやろうと思えば出来るだろうな」
燐「え?」
竜「オレには出来なかったからな」
湊「オレに似た事は出来ても同じ事をりゅーは真似出来なかった。とはいえ、りゅーは真似しなくても元からそれくらいの能力値あったけどさ」
……湊さんの真似…。
破滅への道な気がして進みたくない不思議w
本人に言ったら怒られるか凹みそうだが…うん!凹んでるね!慰めないけど!!
竜「まさか、オレを本気にさせておいてお前のが先に離脱するとは思わなかったけどな」
湊「あぁ、オレもだよ」
竜「なんで凹んでんの???」
湊「脳内で色々あったんだよ」
竜「また燐音にディスられたのか?」
湊「……ん」
竜「脳内なだけオレよりマシだろ」
湊「いや、聞こえてんだよ。脳内でも」
竜「それは人を超えたスペックのお前が悪い」
湊「…ぇ、この場合オレが…悪いのか」
竜「今は個人経営って事でやってんのか?」
湊「あぁ。本当に自然に亡くなってるのか不自然に思えるほどバンバン依頼来る。通夜や葬儀等の法事に関しては。ただ、お祓いもあるし定期的に特級呪物が届く。だからオレの家への配達員はオレが決めた」
竜「情報量が多いんだって…」
湊「仕方ないだろ?いつもの事なんだからそれは諦めてくれ」
竜「つか、配達員を指定出来るの?w」
湊「だって呪われちゃうもん。ある程度呪いも霊障も弾ける人じゃないと運んでる最中に亡くなるんだよ…。オレが寺を引き継いだ時、親父が指定してた人も定年で辞めちゃったし、知らずに何人かオレが死に追いやってしまった」
竜「それほどまでの物が届くのか?お前の家」
湊「ん。遊びに来る時は絶対に荷物には触れないでね?それで死んでるアサシンや信者も1人じゃないから」
竜「……人の家に届いた荷物には触らないけどさ…」
湊「まぁ、オレのイツメンならオレの影響で多少の呪物は触ったくらいじゃ問題ないだろうけど」
竜「お祓い大変じゃないのか?」
湊「大体は直人に持たせるだけで終わるぞ?」
竜「お前のサイコパスってそういう所よな」
湊「お前知ってる?自覚ないだけで、オレなんかより直人のが霊力は上だからな?オレが数時間かかるお祓いを持っただけで出来るくらい強いんだぞ?自覚ないだけで」
確かに直くんに近づく幽霊も特殊じゃなければ普通に成仏するわ…。
会社でもよく見るもん。
よく考えてみたら湊さんの信者が過去の湊さんに見える直くんに近づいてそのまま浄化されてるだけな気もするけど。
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