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湊さんどんどん口悪くなるの面白いな。
あんまり見れないからね。湊さんの悪態。
悪態は外に出ないようにあれでも抑えてるからね。湊さんは。
……あとからジワジワ来たんだけど、よく考えてみたらドラゴン振り回さないでってとんでもないパワーワードだよね。物理的にwww
「…止めに行かないのか?辰弥。メリーゴーランドファイヤーしてるぞ?あっち」
「やだ。怖い。オレも燃やされそうな勢いだし、なんならドラゴンのトライデントアタック喰らうじゃん?一頭目耐えられても勢い止まらずもう一頭の追撃とか…耐えられないよ。さすがに」
パワーワードのオンパレードかよw
海「…メリーゴーランドファイヤー……」
政「…ドラゴンのトライデントアタック……」
燐「……ふぅッ…く……」
小声で囁くな!!
笑っちゃうから!一瞬声出かけたから!!
今のは危なかったよ。オレ。
「そもそもドラゴンって頭でいいの?一匹??」
「目安としては動物の数え方は人間より小さければ匹で大きければ頭。標本とかになると体になるな。……まぁ、博物館とかだと点で数える場合もあるが」
「お前って便利なウ○キペだよな。調べなくても言葉言えばオレの欲しい回答+αで教えてくれるし。茜さんは生きるスパコンと呼ばれてたけど、お前もなかなかだよな」
「…そこまでの容量はないが…知識と経験は豊富な方だからな。オレも」
待って!動物の数え方の基準なんてオレ知らなかったよ!?今まで!!
だって学校で教わらなかったもん!
これゆとり教育の弊害なのかな??
それともオレが興味無さ過ぎて知らないだけ??
「母さん!オレ少し炙られてるから!!」
「炎纏ってんだからいいでしょ」
「良くはないだろ…熱くない炎だぞ…これ」
「ならドラゴンの炎も熱くないわ」
「いや、違うだろ…」
そしてドラゴン投げつけられてる湊さんだが、そんな不意打ちドラゴンも受け止められるの強過ぎない??
政「あれで遊んでるんだからね。あの親子。マジでとんでもないよね」
海「翼生えて飛ぶ母さんよりは人間かと」
政「いや、それは…そう!」
「痛いよ!母さん!!ドラゴンいきなり投げないでよ!!!」
「滾るわ!!!」
「年甲斐もなくはしゃがないで!!!!」
「はぁ?なんか言った???」
「………イエ…なんでもないです」
湊さんが本当に手も足も出ない相手なんだな…杏花さんって。オレらの中で最強は湊さんなんだけど、湊さんたちの中で最強は杏花さんなんだろうな。
遊び尽くして満足したドラゴン達はかなり上機嫌で自分たちの世界に帰って行った。
もちろん訳の分からん奴らは見かねた大魔王が引き摺って行った。
さて、混沌夜の部が始まるぞ!w
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