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なんだかんだでみんな各々政樹さんのホテルに集まった。結構数百人は集まった。
水無瀬の人達は多くなり過ぎる為、リーダー職のみ参加になってる。
征「燐音ー」
燐「じいちゃん!」
征「昼間はゴメンな。邪魔されて」
燐「んーん大丈夫だよ!」
皆「(いや、大丈夫ではなかったような…)」
征「一緒にご飯食べよ」
燐「うん!!」
湊「…強いよなぁ。財界に居て、財界の皇帝に唯一、タメ口きけるんだもんな…」
政「燐音くんのタメ口が羨ましいの?」
湊「うん」
竜「ぁ、そっちなんだ…」
湊「征竜さんにはタメ口使えるよ。この世界に戻ってくる手助けしたのオレだし。タッくんに頼んで異世界の座標と問題なく行き来出来るように秘密アイテム作って渡して、少し様子見てもらったりしたし」
政「思ったよりも普通に貢献してたw」
湊「オレも頑張ったんだけど?燐音くん」
燐「湊さん用の和菓子は異物混入を防ぐ為、厨房の方で誠さんが守ってます」
湊「違う、そうじゃない…」
征「悪いが今日はオレが燐音を独り占めさせて貰うぞ。可愛い孫なんでな…」
燐「そうもいかないから代わりに人質置いてくね。いい子にしてんだぞ?美音、樹燐」
征「この子たちって…」
燐「オレらの子だよ。湊さんには渡さないでね」
湊「辛辣っ!!!」
征「ひ孫!!」
樹「じぃじ…???」
美「じぃじじ???」
燐「……ぁ、そっか…この子達からしたら曾祖父ちゃんになるのか…」
征「(じぃじじは可愛すぎる!!!)」
竜「(オレも燐音が見てる時は触らせてくれないからな)」
湊「ずるいー…っわ!?」
燐「湊さんはこっちです」
湊「首根っこ掴んでオレをどうするんだい?」
燐「聡明さん。孫を死守してください」
聡「そういう事だ。恨むな。湊」
湊「何で買収されたんだ!?聡明!!!」
聡「孫」
これぞオレの完璧な作戦だ!!
じーちゃんはひ孫と遊べて、湊さんは引き剥がしつつ、この先見る機会が減る聡明さん×湊さんを見れてオレはお得中毒だ!!
湊「……まぁ、いいけどさ…」
聡「何か食べる?」
湊「お前」
聡「去年のオレなら良いよって言えたが、今は言えない。守らなきゃいけない存在が増え過ぎたからな」
湊「……まぁ、沙羅はもうお前しか支えられないだろうな。それはオレも理解してるよ。流石に」
聡「ククッ…嫉妬してるのか?」
湊「うるさいなぁ…オレとお前が何十年の付き合いだと思ってるんだ。親父みたいな在り方もあったんだぞ…オレには。けど、これはオレなりのケジメのつもりだよ」
聡「そうだな。大人になったな。湊」
湊「子供扱いすんなよ。お前より少しお兄ちゃんだぞ。オレ」
聡「オレら誕生日は1ヶ月もあいてないんだから普通に誤差だろw」
ぇ、ちょっと待って何その尊いくだり。
録音したいからもう1回やってくれるかな???
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