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誠「燐音くんのは別に用意してるから。これじゃ足りないもん」
燐「っ!」
誠「今日は気を張ってて疲れてるだろ?ゆっくり食べな……直人も居るからオレは今から戦場の最前線だが」
ある程度用意したけど、それとは更に別にオレの分を用意してくれたんだ!
ありがたいなぁ。
征「燐音ーこの子ら離乳食もまだだよな?普通に考えて。湊がダメなら竜平に任せてもオレド突かれるよな??」
紗「私が預かるわ」
美「ばぁば」
樹「ばぁば」
征「……貴女でもばぁばと呼ばれる歳になったんですね」
紗「そりゃ、財界の皇帝がひぃじいちゃんな時代ですからね」
征「それもそうか…」
あれ?この二人の絡みってレアかも!!
そりゃ、そうか。
今まで疎遠だったんだから。
紗「ねぇ、燐音」
燐「ん?((もぐもぐ」
これ、フォアグラだぁ!!!!
この厚みでこの大きさ!凄くリッチだ!!!
紗「征竜さんをさん付けで呼んで絡んで」
燐「フォアグラに感動してる息子にかける言葉か?それ」
紗「アンタなら出来る!」
征「呼び方は任せるが…絡みはせんぞ??」
紗「征竜さんの意見は聞いてないです」
征「……杏花さんが二人になった。やだ怖い」
燐「負けないで!!」
紗「アンタは私に負けなさいよ!大盤振る舞いしなさい!!心配ばっかかけて!」
燐「いや、絡む方が心配するだろ。普通の親は」
……いや、でも鳶さんや湊さんといった癖の強いヤンデレはオレに近づけないようにしてくれてるな。政樹さんは論外だったがw
政「そうだよ。紗耶香さん」
紗「……いや、いいお兄さんぶってもヤンデレの本性は隠しきれないものよ?なんなら誰よりも燐音を狙ってたじゃない…」
政「僕も育てたと言っても過言では無いし、何より、燐音くんには僕の後継者としてここで働いて貰う予定だったのにさー、人財としては湊にかっさらわれるし、聡明には義父の座奪われるし酷いよねー」
湊「早いもん勝ちっしょ」
政「経営に関しては君とは分かり合えなそう」
湊「奇遇だな」
誠「……娘居るならともかく、子供居ないのにどうやって義父になる気だったの?消す気だったのか?りゅーくんを」
政「……………」
竜「えっ!?消されそうだったの!?オレ」
政「まぁ、僕が消すか、勝手に消えるかだったからねー」
竜「シャレにならないから否定してくれ!w」
近所付き合いって必要なんだなぁ。
親父を消す気あったんだw
殺人を犯してまで父親になろうとするのは普通に怖すぎる。
何が怖いって冗談ではなく本当にやっちゃいそうだから怖いんだよな。
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