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かつてこの地は西軍と東軍の戦禍にあった。
それは今から数年前の話。
だが、今となっては地を蹂躙するのは人類の生活を委ねていた"科学"だ。
地球上の"機械"が寝返った。
東軍を追い詰めていた西軍の人工知能が"裏切った"。
それにより、西軍は事実上の全滅。
戦火で荒んだ大地にて。
支配権を奪還するために、人類は更に未知の領域へと足を踏み込んでいく。
例えば、地下の軍事シェルター内で非戦闘員こと残存人類を冷凍保存すること。
残された人口を鑑みた上での残された人類――東軍上層部の判断だった。
元の場所を取り戻すべく、人類――東軍は武装を強化。
最新の科学技術をつぎ込み、水面下で動かしていた人体機械化を速めた。
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