冬と君

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「え?なんでせっかく・・・・・・」 そこまで言って俺は途端に不安になった。 ――――もしかして、こたつが気に入らなかったとか? ――――こたつにみかん置いとくのって、ベタだったのかな? 俺はすっかり頭の中が疑問でいっぱいになってしまった。 でもそんな間にも彼女は黙ったまま出かけようとしている。 それを見て俺も急いで出かける準備をした――――
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