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「私もあんまり得意じゃないから目立たないのにしたいな。」
スポーツ大会は運動が得意な人が活躍する。
活躍するはずなのに。
「俺サッカーでるから!二人応援来てねん。
そんでもってー、創は俺とサッカーね。」
ずいっと肩を組む愁人に悲鳴をあげる創。
それから他愛もない話をして朝礼を知らせるチャイムが鳴る。
生徒がそれぞれ席につく一方で
昴は変わらず本のページをめくっていた。
この輪の中にスバルがいればいいのに
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