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スバルにとってみれば自分を振り回す迷惑な人かもしれない。
けど私の中ではずっと
ほんとうにずっと
「お嬢様、聞いていますか?」
気が付くと
スバルの怪訝そうな顔が覗き込んでいた。
声をあげそうになってぐっとこらえる。
「ん、大丈夫。少し疲れて。」
「長くなってしまい申し訳ございません。もう少しで終わりますので。」
謝らせちゃった。
自分の手元を見るとシャーペンが自在に動き、
ノートに意味を持たない黒い線が動いめいてる。
大丈夫とか取り繕った意味、無。
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