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「スバル」
「なんですか?」
「眼鏡。学校でとっちゃだめだからね?」
スバルは首をかしげながら、そのつもりですが、と応える。
私だけが知ってるっていう優越感の一方で、
朝の創の話とかを聞くと皆にも知ってほしいと思ってしまう。
きれーな顔なのになぁ、愁人とはタイプの違うイケメンなのになあ、
手をのばしてスバルの髪をかきあげようとするとひょいっと逃げられた。
「さ、寝ますよ。」
立ち上がって自分の部屋に戻ろうとする。
あ、と思って呼び止めた。
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