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【登場人物】
川崎 本塁打(かわさきほんるいだ)
通名は「塁」。本名がバレて渓太郎にイジられた。
元プロ野球選手の父である一徹に英才教育を受けた160km/Sピッチャー。トラウマからコントロールに不安を抱え修正できずにいる。
野球を避けていたが、素足彬住職やランゲルハンス選手の「野球は人生を豊かにするためのもの」と思い出す。寺の生活で精神安定法を学びもう一度マウンドに立つ
星野 渓太郎(ほしのけいたろう)
塁と親友になる。自宅の山寺から毎日、ラオスの山岳民族も真っ青のサバイバル通学路を毎日一時間かけて通う。なお家族以外で初めてこの通学路を塁が初踏破。
性格も女房タイプの名キャッチャーでかつて名門校の一年エースを務めていたがいじめに遭い挫折。
寺の長男だが野球と淡水魚をこよなく愛し母方実家の梁つき民宿を継ぐのが夢。
塁の投球を受けられるのが渓太郎だけだったため、捕手に転向。
川崎 新生(かわさき あららお)
塁の父親兼野球コーチ。自分の叶えられなかったメジャーリーガーの夢を塁に叶えさせるべく野球一筋に育てたことを後悔し何故か脱サラ、山村で自給自足の生活を始めるスケールの大きい男。少子化版ビッグダディ。
野村 一重(のむらかずしげ)
さかなクンレベルで魚に詳しい水産科クラス担任。野球の知識は全くないが、生徒の夢は全力でサポートしたい癒し系の男。
星野 素足彬(ほしのすたるひん)
渓太郎の祖父。元メジャーリーガーで山寺の住職。村の少年野球チームの監督で、禅修行と忍者の訓練法を応用した門外不出のマル秘メソッドを持つ。
高校野球部の創設と監督募集のために移住者募集に一枚噛んでいた。
塁たちの説得で自身が監督に就任。少年野球は新生が継ぐ。
彼によると村人は真田氏に仕えた忍者の末裔で天狗の子孫、らしい。
バレンチノ・ランゲルハンス
元メジャーリーガー。すたるひんとの親友。世界の先住民を訪ねる自分探しの旅の途中。現役時代はベーブ・ルースの再来とも言われた強打者。
塁に野球の楽しさを思い出させ、精神安定法を伝授。
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