第2章 それは恋。きっと恋。

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一糸まとわぬ姿になった二人が、シーツの海で互いの指を絡ませながらキスを・・・ 授業が始まっても私の頭の中の見知らぬ男女のラブシーンが続いていた。 まだ誰も触れたはずのない茂みの中を探っていくと、彼の指先が彼女の核心を見つけ出した。心とは裏腹に大胆に乱れ悶える彼女の声が部屋中に響き渡り、彼が動くたびに大きな音を立てて軋むベッドの上で二人は重なり合って・・・ 脳内ジャックされた私はもうひたすら耐えるしかなかった。 まるで誰かにハッキングされて頭の中で辱められているようで・・・。 激しく叩きつけるように彼の太くて逞しい骨盤が彼女のおしりにぶつかって、パンっという乾いた音を立て・・・ 激し過ぎる突き上げに何度も逃げようとしたけれど、その度に彼の大きな手が彼女の腰を掴まえて引き戻され・・・ ・・・もう、終わってよ。はやく!! まるで絶叫したような大声を上げた彼女の唇を塞いだのは、彼の〇〇・・・ 拷問だ!!
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