第2章 それは恋。きっと恋。

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寝てしまおう。 一旦寝てしまえば、きっと悪夢は過ぎ去っているはず。 制服を脱いでハンガーに吊るすと、私は部屋着に着替えてからベッドに潜り込んだ。 身体の奥がジンジンしてる。 下半身にキュンとした感覚が・・・ まさか。 まさか、私。 うつぶせに寝てぎゅっとお尻と爪先に力が入ったと思ったら、強烈な感覚があの場所にハッキリと。 あんな破廉恥な妄想映像のせいだ! 私は悪くない! 彼の匂いが染み付いた枕に顔を埋めながら、我慢できない声が!! 彼の指先が私の最も感じやすい場所を何度も引っ掻いてきて!! やだ!やだ!やだ!やだ!やだ! 心はまだ彼を許せないのに、身体は正直に彼の与えてくる甘い刺激に飢えてーーーーー 飢えて・・・?
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