第2章

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「うそうそwそんなおこんなってw」 善治は要の肩に腕を回して、謝った 「ねぇね、葵の家って花屋さんなんだって?」 「あ、うん、そうだけど?」 「今度、俺も行ってもいい?」 「え、もちろん!いつでもおいでよ」 「やっりぃ」 「どうせお前、邪魔しかしねぇだろうが」 「邪魔しねぇよ!むしろ、手伝うし!!」 「とかいって、いつもへんなことしかしなくて、後々の処理、全部俺がしてんだけど?」 「それは、たまたまだ!」 「たまたまって・・・」 「あははっ!」 葵は、要と善治のやり取りを見て、思わず笑ってしまった 「お手伝いしてくれるのは嬉しいけど、平日とかあんまりお客さん来ないし、そんなにすることないから、大丈夫だよ。それより、普通に遊びに来てくれたほうがうれしいかな?」 微笑みながら、嬉しそうに言うと、善治が涙を流し始めた 「なんて、純粋な子なんだ・・・」 「え、ちょ、大丈夫?」 「要!」 「なんだよ」 「この子を大切にな!」 まるで、父親みたいな言い方をしながら、善治は要の背中をたたいた 「いっ、たっく・・・、わーってるよ・・・」 頭をガシガシとかきながら、要は葵を見た 「?」 「葵、今日、家行ってもいい?また、花束買いたいし」 「あ、うん!もちろん!」 キーンコーンカーンコーン・・・ 「あ、やばっ!またな!葵!」 「あ、うん!またあとでね!要!善治!」
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