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数日後・・・
実力テストを終え、結果が掲示板に張り出された
「何位だった?和真」
「俺は、58位、まぁまぁかな。彩音は?」
「私は40位」
「まーた、お前に負けた!」
「あんたと違って、ちゃんと勉強したもんねー」
「・・・ま、後ろで灰になっているやつよりはましだろ・・・」
そっと2人が振り返ると、そこには灰のように真っ白になった葵が立ち尽くしていた
というのも、想像通り、追試になったためだ
「ま、まぁ、葵、頑張れ」
「私たちは、どうもできないから・・・」
2人はポンと葵の肩に手を置いた
「う、うぅ・・・」
放課後、さっそく追試を受ける事になった
指定された教室に行くと、数人の生徒が座っていた
「あ、来たわね。君、そこに座って」
「は、はい・・・」
葵は指定された席に座った
「まぁ、一人足りないけれど、しょうがないわね。今から、追試のテストをします。これで合格点に行けば、追試は終わりですが、行かなかったら、課題を与えますからね?」
そういうと先生はテストを配り始めた
「それじゃあ、終了時間は今から30分後ね。問題も少ないから、終わるでしょう?それじゃあ、始め」
一斉に、鉛筆を動かす音が聞こえ始める
そして、次第に音が小さくなりながら、終了時間を迎えた
「やめっ、それじゃあ、回収していくわね。このまま、丸付けするから、終わるまで待っててね」
そして、先生はすらすらと丸付けをしていく
ものの15分ほどですべての丸付けを終えた
その結果は・・・
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