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人物設定とあらすじ
【人物設定】
主人公:根津 美郷(ねづ みさと)
引っ込み思案で少し天の邪鬼な性格の、有名大学 理系女子学生。勉強ばかりで友人や恋愛などには疎かったが、26歳の自分として目覚めた時には、180度違う性格だったと聞いて戸惑ってばかりいる。
おとなしい性格だが、のめり込む所もあり、たまに突拍子もない行動に出る。
趣味は羊毛フェルトでかなりの腕前。創作に没頭しながら考え込む癖がある。
リア充コンプレックスもあり、なかなかきらびやかな人や環境に慣れない。
主人公の夫:三木 洋輔(みき ようすけ)
美郷の夫。
大病院に勤める医者。顔良し頭良し、性格も優しいが、実は腹黒い。
以前の美郷は、綺麗だが美容にしか興味がなく扱いやすかった。洋輔は美しさと社会的ステータスのために彼女と結婚した。
しかし、美郷が別人のようになってからは彼女の扱いづらさによって本性を隠しておけず、美郷と喧嘩を繰り返す。
最初は面倒な美郷を疎ましがるが、彼女と過ごすにつれ、惹かれ始める。しかし、自分では認められず、美郷の過去を一緒に調べることで気持ちが晴れるはずだと調査に協力する。
主人公の親友:植田 花梨(うえだ かりん)
美郷の親友。同じ事務所のモデル仲間でもある。
話しやすいサッパリとした性格で、モデルとしての記憶がなくなった美郷を何かとサポートしてくれる。
美郷がどんな性格だったか、どんなことをしていたかを教えてくれる役割もある。
記憶のなくなった美郷にもよく付き合ってくれ、本来の美郷の趣味である羊毛フェルトを一緒にしてくれるが、不器用でなかなかうまくいかない。しかし、だんだんと上達させていくような、負けず嫌いの一面もある。
主人公の同級生:野田 澪(のだ みお)
美郷の大学の頃の同級生。
学内でも有名な美人だった。美郷とはまるで正反対のタイプ。
友人も多かったようだがどこかミステリアスで、彼女のことを深く知るものがいない。卒業後は行方不明となっている。
しかし、美郷が新居に引越しのために荷を解いた数ヶ月後、ハンカチの間に隠すように
澪と撮った写真が出てきた。
なんらかの鍵を握る人物とみなされている。
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