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ストーリー
悟、智宏、勇の三人で飲み会をしていた。
高校の思い出話になり、悟が「秘密ボックス」のことを口に出してしまう。
「秘密ボックス」は高校の校舎の屋上の花壇の中に隠したタイムカプセルのような物。三人が大切な物を缶に入れた。
智宏が「誰が先にボックスを開けるか競争しよう」と言い始め、勝った人がボックスを独占できるというルールを決めた。普通に授業をしている平日の昼、制服を着て忍び込むという。勇も賛成し、悟も仕方なく参加する。
勇は屋外階段から屋上に行こうとするが、10年の間に問題が起こっており、屋上への階段が撤去され、四階までしか上れなかった。
よじ登ろうとするが、身体が重くて持ち上がらない。困っていると、美里に見つかり、正体がバレて踊り場に突き落とされる。
勇が目覚めたところで物語が始まる。
ここまでの経緯を話す。そして、高校の時の思い出話もする。
美里にお願いして、屋上に美里を持ち上げようとする。そこで、美里を探していた教師に見つかってしまい、職員室に連行される。
智宏は恩師の楯先生に協力をしてもらおうと、美術準備室に行っていた。屋内から屋上に通ずるドアを開くための鍵を取ってきてもらうように頼むのだが、楯先生は智宏を遊びに誘う。仕方なく付き合ったあと、二人で廊下を歩いていると祥子に見つかる。職員室に連行され、事情を言う。
悟は屋上が封鎖されているのを知ってから「秘密ボックス」をあきらめて、校内を歩き回っていた。
途中で、勇と智宏を連れた祥子に出会う。
祥子は鍵を持って、三人を屋上に連れて行った。花壇を自由に掘らせたが「秘密ボックス」は無かった。
実は祥子が掘り出していた。悟の日記も読んでいた。
祥子はチャットのIDを教えようとするが、悟はスマホじゃない。
「私のためにスマホにして」と言われて、スマホデビューを決意する。
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