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女は、疲れた体と、消化され過ぎた空っぽの胃腸のご機嫌をうかがい、ご褒美を与える為に、都会へ出掛けた。
ニュースで流れていた。
年末年始、働く人達が居なくて、休んでいるお店が多いと…。
都会に着いた。
ほとんどのお店は、シャッターを下ろしていた。
お気に入りのお店も、まさかの休みだった。
女は困った。
かなりの方向音痴である。
知らない土地。
ブラブラと歩き続けていくと、灯りの見えるお店。
仕事疲れと、歩いた労力の疲れは半端無く、お腹の不機嫌さは、マッハの状態。
女は、迷いもなく直ぐに入った。
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