連れ込みNPC戯談

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カードワースには「エディター」が同梱されており、RPGツクールやマリオメーカーのように、オリジナルのシナリオを制作出来るのが、最大の魅力でありその深淵へと誘う扉の一つだ。 シナリオエディターの牙城は高かったが、有志による懇切丁寧な解説と、「改変」と呼ばれる既存シナリオの改造によって「出来る事」を把握してからは、自由に操る事が可能になった。 ……ひと夏以上を潰しはしたが。 シナリオエディットの最終目標地点の一つに当たるのが「ギルド投稿」だと言っても過言ではない。 ワーシスト有志により支えられている「カードワース愛護協会」によって運営されている、カードワース公式サイトには、「シナリオギルド」がある。 玉石混合と言われるギルドの中には、「ナンダコレ?」と言わざるを得ない「地雷シナリオ」から、誰もが口を揃えて認める「名作シナリオ」まで多様にある。 中には「永遠のプライヴェートシナリオ」が作者のサイトにあるので、ギルド投稿されていないシナリオも無数に存在しているがね。
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