第1章

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「あんまり焦らすと…しばらくお預けにするぞ」 「そんなの…長谷川さんだって我慢できないくせに」 ニヤリと痛い所を突いてやる。 「じゃぁ…逆」 「逆?」 「感じてもイけないツボをこれでもかってくらい念入りに押してやる。 そしたら何回やっても俺しかイけないぞ?」 俺の首に両腕を回した長谷川さんがニヤリと笑った。 「え…マジで? …そんなツボ…んっ…」 「んぅ……ン……ココと……ココを‥こう」 「わぁっ……ちょっ……ン……待って…分かったっ…分かったから」 俺にキスしながら足の付け根と首の後ろを同時に押そうとする腕をどうにか引き止め、 手の平を彼に向け降参の意を表した。
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