汚れた黒板~神様の暇潰しデスゲーム~II

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「…頼む吉野、俺は敵じゃない」 …と思う。 「いや、お前は『ナンバー』を撲滅する為に選ばれた新たな人間だ。ならいずれ俺の敵になる。だから友達にもなれない」 「っ、お前も人間だろ!」 「…は?」 「人間って言ったんだ。俺と同じ、ごく普通の男子生徒じゃないか。違うのか?まさか『ナンバー』って怪物は人間の姿をしてるのか?はっ!なるほど面白いゲームだな。その銃で撃たれたらリアルに痛いのか?」 だんだんイライラしてきた俺は強く言い放った。 「試してみるか?」 俺は青ざめて、後方に下がって廊下に出る。 吉野は言った。 無表情で、無感情な声で。 「死ね」
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