第三楽章 "Les larmes" ―涙―

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第三楽章 "Les larmes" ―涙―

「聖司くんは、叔父さんと大喧嘩したみたいですよー」  ティッシュに広げたポッキーを摘まんで、藍沢が言った。  意外にもそこそこの部員数を誇る天文部は、昼休みには部室で弁当を広げている生徒も多い。わたしは昼は吉野と学食に行くのがだいたいだけど、後輩の藍沢がさみしがっているらしいと聞いて、久しぶりに部室に顔を出した。  黒江先輩、とわたしを見つけるなり、藍沢がツインテールをぴょこんと揺らして飛びつく。藍沢のこういう屈託のなさは、年上にも年下にも好かれる。   わたしのピアノ・デュオの相手が真白聖司であることは、藍沢も知っていたらしい。自然と話題は真白の話になった。 「藍沢さんは真白くんと同学年だっけ」 「クラスもずっと一緒だから、結構面倒みてますよ。聖司くん、なんか抜けているところがあるし」 「さすが、藍沢。学級委員だねえ」  隣でコンビニパンを開けていた吉野が茶化した。  聖司くん、という呼び方で、仲いいんだなと思う。 「叔父さんと喧嘩って、どうして?」 「さあ、聖司くん何も言わないから。ただ、学期の始め頃、頬にでっかい痣を作ってきたことあるんですよね、あの子。あの手この手で吐かせたら、殴られたんだって、叔父さんに。ピアニストがですよ。よっぽどのことだったんじゃないかなあ」 「真白聖司は、喬之叔父の後継者だって呼び声が高いからさあ。やっぱり、大きいんじゃないの。期待とか」  わたしよりもよっぽど真白に詳しくなっているらしい吉野が相槌を入れる。  真白のことはあれからわたしもネットで調べた。  真白聖司。有名なジュニアコンクールの入賞者でいくつかヒットした。中にはわたしなんかじゃとても目指せないような、難関と呼ばれるものも含まれていた。ただ、中学入学と同時に、この一年ほどは名前を見かけない。  息苦しい、と呟いていた真白。  一年のブランクはそれと関係があるのか。余計な詮索をしそうになる。真白はただのピアノ・デュオの相手で、あの子の家庭の事情だとか、置かれている立場だとかに気を取られている余裕はわたしにはないはずなのに。 『いきぐるしくなる』  どうして、あの子、あんな表情をしたんだろう。  ラフマニノフの指先を持っているくせに。 「家族といえばさ、今度三者面談があるじゃん。うちの母さん、口うるさいから面倒なんだよねー」  吉野があーあとプラネタリウム用の天幕が張られたままの天井を見上げる。釦をひとつ外した夏服のブラウスから日に焼けた鎖骨がのぞいた。七月。二年生はこれからの進路も含めて、担任と保護者をまじえた三者面談が行われる。 「黒江んちはいいよね。おばさん、理解あるし」 「……どうかな」  曖昧にうなずき、わたしは視線をよそにそらす。  真白ほどではないが、家庭内のいさかいは我が家でも起こっていた。  発端は、少し前に担任の駒沢に提出した進路票だ。 『一般大学ってどういうこと?』  おかあさんにぜんぜん相談なかったよね、と普段わたしのすることにまるで口を出さない母が珍しく眉根を寄せた。 『ごめん。わたし、音大は受けない』 『でも、美紗ずっとがんばってたじゃない。お金のことなら、いいわよ。将来返してもらう気だから』 『そういう問題じゃなくて』  各種奨学金や貸付で八割に近い学費をカバーできるくらいの制度は常磐音大にもある。遮ったわたしに、母はわからないとでもいうように首を振った。 『どうして? ピアノが嫌いになったってこと?』 『ちがう』 『あんなに真剣にやってたのに。もったいないよ』 『とにかく、音大は受けない』  急にこめかみがつんとしてきたので、わたしはこぶしを握り込む。  音大進学を前提で話す母が疎ましかった。  だって、わたしには思い描けない。ピアニストになる自分が。みんなのようにはどうしても、思い描けないのだ。  ――三者面談、どうしよう。  わたしはポッキーを齧って、ひとり憂鬱なため息をつく。 「黒江さん、ちょっと」  レッスン室の鍵を確認して教室に向かおうとすると、千堂がパソコン越しに手を振っているのが見えた。今日は赤いセルフレームの眼鏡をかけて、ジャケットの下にはフリルのブラウスを着ている。 「デュオの件ですか?」  わたしは知らず身構えた。  定期演奏会まではあとふた月を切っていたけれど、わたしは未だ真白の足を引っ張り続けている。もしかしたら、と暗澹たる予感が脳裏によぎった。代えられるのかもしれない。別の人間に、代えられてしまうのかもしれない。  わたしの表情の険しさに、千堂はくすっとわらい、「ちがうわよ」と言った。 「これね、よければあなた、もらってくれないかと思って」  差し出されたのは、コンサートのペアチケットだった。  昭和女子大学人見記念講堂のS席。次の日曜の日付が印字されている。 演奏者は、真白喬之。 「急な打ち合わせが入っていけなくなっちゃったの。もちろんお金はいらないから」 「でもこれって……」 「そう、真白くんの叔父さん。最近ちょっと行き詰まり気味だったでしょ。いい刺激になると思うよ。ちなみに黒江さん、彼氏は? いるの?」 「……いませんけど」 「じゃあちょうどいいじゃない、うちの天才くんでも誘えば。――あ、山崎先生!」  わたしの返事を聞かず、千堂は通りがかった別の教諭を呼び止めた。次の授業の打ち合わせを始めてしまったふたりから離れ、わたしは廊下でひとり渡されたものを見る。幸いにも、その日の予定はなかった。  吉野を誘うことも考えた。あるいは別の女友だち。同じピアノ科の藍沢だっていい。でも、誰の顔を思い浮かべてもしっくりこない。ふたつ並んだ席番号を見つめて、わたしはチケットを鞄にしまう。  今日は水曜だった。  レッスン室の二重扉を開けると、真白は先に来ていて、いつかのようにアップライトピアノに腕を載せて寝息を立てていた。やっぱりそこだけ一枚の絵画のように完璧な調和をみせているピアノと真白を見つめ、わたしは静かに椅子を引く。夏服の半袖シャツから、むきだしの腕が見える。それから細くて、長い指先。いっとう丁寧に磨き上げた大理石の彫刻のような。ラフマニノフの指先。  わたしは切なくなった。 「……先輩、遅かったですね」  そのうち、目を覚ましたらしい真白がもぞりと身体を動かして呟いた。額に赤い線ができているのを見つけ、わたしは苦笑する。 「千堂先生に怒られるよ」 「それはないしょでお願いします」 「デュオの相手をころされたくはないし」  わたしがいつかの口調をなぞって言うと、「どうぞよろしく」ともっともらしく真白がうなずいた。歳の離れた、これまでまったく接点のなかったような相手でも、週に二回も顔を合わせていれば、気安く応酬をするようになる。わたしは授業以外でデュオをしたことがなかったので、ひとりの相手とこんな風に長く向き合うのはそういえばはじめてのことかもしれなかった。 「じゃあ、最初のところから」  千堂は、他の子たちの面倒をみていることもあって、放課後の練習にずっと付き添ってはくれない。なので、わたしたちはふたり揃うと、先に練習を始めてしまう。相変わらず、真白は遊ぶようなたわいのなさで、ピアノを弾いた。 「『幻想的絵画』って、どれも詩がついているらしいですね」  一呼吸入れたとき、牛乳パックをあけながら真白が言った。  そのことはわたしも以前、ラビノヴィチ&アルゲリッチ盤を聞いたときに知った。  『幻想的絵画』はそれぞれの楽章にモチーフとなる詩がある。たとえば、第一楽章「舟歌」なら、ロシアの詩人ミハイル・レールモントフの『おお、涼しいゆうべの波が』から始まる一節。第二楽章のバイロン「夜と愛と」に続き、第三楽章はチュッチェフの「涙」。そして第四楽章はアレクセイ・ホミャコーフ。 「『強大な鐘の音が大地を越えて鳴り、大気のすべては嘆き、おののき、苦しむ』」  真白がおもむろに一節を読み上げる。  すぐに思い当たり、わたしは続けた。 「『美音の銀色の雷鳴は、聖なる勝利の知らせを告げる』」 「第四楽章、復活祭」 「すきなの?」 「はい。なんだろう、不穏な気配がするところが、とても」  それを好きだと言い切れる真白の感性に興味を抱いた。真白は、ピアニストにむいた細い指先で譜面をたぐり、復活祭のメロディを歌う。少し音程の外れたメロディ。ピアノはあんなにうまいのに。  真白の頬に映った、夏の光をわたしは目を細めて見つめた。 「真白くん」 「はい?」  君は、弾いていたでしょう。  ショパンの『雨だれ』を。  あの、不穏な遠雷にも似たピアノを。  わたしはどうしてか、急に確信してしまう。あれは、真白だ。 「来週の日曜、あいてる?」  代わりにわたしの口から出たのは、真白喬之のコンサートチケットの日にちだった。  *  真白喬之は真白聖司の叔父だ。  一般家庭に育ったわたしにはわからないけれど、こういうとき親族にはあらかじめ招待チケットが渡されているものなのかもしれない。誘ってから気付いたわたしが尋ねると、嘘か本当か「ないですよ」と真白は言った。 「日曜、あいてます」  だから行きましょう、とオッケーをもらってから、そういえば、男の子とコンサートに行くのははじめてだった、なんてことに今さら思い至って赤面する。真白は、ちがうけど。ただの、ピアノ・デュオの相手だけれど。 (千堂先生がへんなことを言うから)  唇をへの字に曲げ、それでも前日、わたしはいつもよりずっと念入りに髪をブローし、服を選んだ。  当日も、やっぱり雨が降っていた。  アップルグリーンの傘を開く。三軒茶屋駅を降りると、コンサートに向かうらしい人群れが見えた。ネイビーのワンピースにボレロ風のカーディガンを重ねたわたしは、昭和女子大の校門で真白と落ち合い、中へ入った。 「すごい数のひとだね」 「完売したみたいですよ、チケット」  別に自慢するでもなく、真白がこたえた。  会場では、真白喬之のポスターがあちこちに貼られ、女性客を中心にCDやパンフレットの購入列ができていた。真白と比べると確かに鼻梁のあたりが似ている気がしなくもないが、真白喬之のほうがもう少し目鼻立ちがくっきりしているし、華やかだ。そんな失礼な感想を述べると、「よく言われます」と真白は若干ふてくされた顔をした。  席につくと、開演まではまだ時間があった。  わたしは購入したばかりのパンフレットを開き、今日のプログラムをチェックしたあと、真白喬之の略歴に目を通す。事前に調べてはいたけれど、真白喬之の経歴の華やかさは確かなものだった。  十代で国際的なコンクールで最優秀賞。その後すぐにウィーンの音楽大学院に入学。在学中から世界各国でリサイタルを開く。卒業後も人気は衰えるどこか過熱するばかりで、著名な指揮者、演奏家との競演を次々と果たし、そのどれもが高い評価を得ている。  ピアノの神様に愛されたひとだ。そんなひとの甥っ子が普通の顔をして隣の席に座っているのかと思うと、なんだか不思議な心地がした。 「叔父さんのピアノは、聞いたことあるの?」 「ありますよ」  真白はうなずいた。一台のピアノが置かれただけの舞台を見つめ、すっと目を細める。 「嵐です」  真白は一言、そう言った。 「叔父の演奏は、嵐」  直後開演のベルが鳴ったため、わたしはその先を詳しく聞くことができずに終わった。スポットライトが中央のグランドピアノにあたる。舞台袖から現れた真白喬之は想像していたよりもずっと小柄だった。拍手と歓声がしたが、控えめにこたえただけで、すぐにピアノに向かう。  プログラムのはじめは、ラフマニノフ。ピアノ協奏曲第二番ハ短調作品18より、ピアノ独奏用に第1楽章。  隣の真白が背を正し、わたしもまた舞台に目を戻した。ざわめきがふと途切れる。痛いくらいの静寂の中、一音が閃いたとたん、頭を殴りつけられたような衝撃が走った。  嵐、と真白は表現したが。  真白喬之の演奏は、わたしにとっては暴力に等しい。  途中までは真白の存在を気にしていたわたしも、すぐに真白喬之の演奏という名の暴力に打ちのめされ、なぶられ、息もできなくなってしまった。確かに真白は似ている。真白喬之に。けれど、喬之の音はもっと冷酷で、容赦なく、それゆえ研ぎ澄まされた切っ先のようにわたしを切り刻む。  そのあとのドビュッシー『映像』の三部作。リスト、ため息。わたしはそのすべてを、息を潰すようにして聞いた。  真白喬之の演奏は魂の悲鳴だ。  これほどまでに魂を削り、磨き上げた演奏が、わたしにできるか。できるのか。真白喬之はたぶんもう、人じゃない。ピアニストという名の怪物だ。  立ち上がりたくなるのをこぶしを握ってこらえる。隣の真白がどんな表情をしていたのか、演奏の間中、俯いていたわたしにはわからない。  公演は、三度のアンコールとスタンディングオベーションで終わった。どこか夢見心地のまま、わたしはのろのろと席を立つ。 「先輩」  危うく客の波に流されかけたわたしを真白の手がつかんで止める。手をつかまれたことより、その冷たさにわたしは驚いた。あらためて見た真白は、すっきりとした面持ちではあったものの、目の端が赤い。 「少し歩きませんか」  人の流れが駅のほうへ向かっているのを見て、真白が言った。断る理由も浮かばず、わたしはぼんやりとうなずいて、真白と連れ立ちひとごみを外れる。離し忘れたのか、川沿いの土手に出ても、真白の手はわたしの手首をつかんだままだった。  アップルグリーンの折りたたみと、ビニール傘。  霧雨の降りしきる土手をわたしたちは並んで歩く。人気がなくなり、冷ややかな湿り気を帯びた風がこめかみを撫でると、ようやく熱病にも似た興奮がおさまってきた。 「すごかった……」 「言ったでしょう、叔父の演奏は嵐だって」  そこではじめて自慢するように頬を緩め、真白が言った。 「君の演奏に似てる。暴力的」 「そうですか?」 「うん、そう」  いつもよりは少しだけ素直に相手を認められる気がして、わたしは呟いた。真白は十四歳の男の子らしからぬ苦笑を浮かべて、わたしから忘れていた手を離した。 「それこそ園児の頃から、言われてきました。叔父の再来だとか神童だとかピアノ界の宝だとか。もう聞き飽きたってくらい」 「君はいやみな子だよね」  だって、わたしにそれを言う。  伸び悩むばかりのわたしに、君が。 「はい」  真白はわたしを静かに見つめた。 「僕には才能がある」  そういうことを臆することなく告げる人間にはじめて会った。すごい自信だな、と思うけれど、真白が言ってしまうといっそ潔い。確かに、真白には才能がある。巧いとか、技術があるとかでなくて、もっと単純な天性のもの。ひとを魅了してやまない悪魔的なピアノ。 「そうね」  わたしは顎を引いた。 「君には、才能がある」  するん、と言葉がこぼれ出たのが自分でも意外だった。他人が自分より優れたものを持っていると認めるのはもっと難しいことだと思っていた。 「叔父に、パリの学校に来ないかって誘われてるんです」 「そう」 「断ったら、ぶん殴られました。ぐーで。ピアニストがぐーで。しんじられない」  最初より、次の真白の言葉のほうがわたしに戸惑いを呼んだ。思わず、眉をひそめる。 「どうして」 「ね。みんなそう言う」  真白は土手のふちに立ち、肩に乗せたビニール傘を回した。雨粒を弾くそれをまぶしそうに見上げる。 「どうしてもっと高みに行かないのか、上を目指そうとしないのか。それはおまえの怠慢だって。小学校の頃の恩師に言われたこと、あります。君はピアニストにならなければならない。そうしないのは、あらゆる、それを望みながらも届かなかった人間たちに対する裏切りだと、彼は言っていた」  きらいです、と呟いていた真白の声を思い出す。  きらいです。  いきぐるしくなる。 「だけど、何故?」  真白は尋ねた。  わたしではない、もっと大きなものに問いかけるように。真白の目がひどくしずかだったので、この子はもうそのことでたくさん傷ついて、悩んで、決めたあとなのだとわたしにもわかった。 「ピアノはすきです。だけど、いちばんじゃない。僕は、ピアノを選ばない。ピアニストにもならない。……先輩。僕は先輩を落胆させましたか?」  わたしは傘の柄を握ったまま、しばらく黙っていた。 「そうだね」  やがて息を吐き出す。 「君はずるいよ」  真白聖司は、たぶん選んだのだ。周囲の落胆と失意を背負ってでも。ピアノの神様に愛されていても。望めば、真白喬之が見せたような高みにたどりつけるそれだけの可能性を持っているとしても。それでも。  選ばないことを選んだのだ。  今さら思い出した様子で、真白はわらった。 「最高の演奏にしましょうね、先輩。先輩となら、できると思う」  *  ラフマニノフの指先は、選ばれた者だけが持っている。  真白と別れたわたしは、いつもの癖で電車を乗り継ぎ、根津駅で下りた。定演直前になると、土日でもレッスン室の開放があるが、今日は確か学校も休みのはずだった。とりとめもなく参道沿いの土産物や飲食店の前を通り過ぎ、根津神社の鳥居をくぐる。夕刻だったこともあって、ひとはまばらだった。  濡れた砂利道を歩いて、本殿の前に立つ。  わたしはアップルグリーンの傘を閉じた。  吹き抜けた風が冷たくて、この静けさの中、わたしはたったひとりで、世界だとか、ピアノだとか、神様だとか、わたしにはとても敵わない大きなものと向かい合っている心地がした。こごった息を吐き出したくなって、目を瞑る。  最高の演奏をしたいと思った。  泣き出したいほど強く、そう思った。  誰かにじぶんを見せつけるためじゃない。優劣を決めるためでもない。ただ、自由になりたい。どちらがよいとかわるいとか、そんなものに惑わされることなく、まっすぐにピアノと向き合えたら。  ラフマニノフの指先は、選ばれた者だけが持っている。  わたしはわたしのこの指先で、どこまでいけるのだろう。  見上げた空は雨雲が重く垂れこめ、そのくせ、せいせいと澄んでいる気もした。  一週間後。真白は、普通科への転科届けを学校に提出した。真白の「ばあちゃん」がもうずっと寝たきりになっていたことはあとで聞いた。ただ、真白の選択が周囲が噂するような美談にも自己犠牲にもあたらないことは、確信をもって断じられる。単に「ばあちゃん」のほうがずっと好きだったってだけのこと。真白はそういう子だ。  だから、定期演奏会は真白聖司の最後の演奏になる。
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