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「明日、
貴弘の会社近くで待ってるよ。
どこにいたらいい?」
「え? 休みの日じゃなくて? 会社終わってから?」
「うん。
8月はあのプール、
ナイターやってるし、
昼間は子供達がたくさんいて泳げないからな。
会社終わった後の方が都合良いんだよ」
「マジで…泳ぐんだ」
「ん?」
(じゃれてる振りして抱きついたり…沈める振りしてキスしたり…とか…触ったり…とか…滑り台一緒に…)
「二時間弱しか泳げないからな。
気合い入れて泳げよ」
無言で凹む俺に長谷川さんが笑いかける。
そりゃぁもう、
可愛くて食べちまいたいほど無邪気な笑顔で。
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