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みつめていたい3 ーハンティングー
日常
「草食系男子? 」
「そう。
なんかこうがっついてないんだよな、
何事にも。
作風も大人しいっていうか、
無難っていうか。
でも、
かといって個性がないわけじゃなくて」
「ふーん」
キッチンに並んで立ち、
自然と身についた食器の後片付け。
長谷川さんが洗物をしたときは、
俺は拭いて食器棚へとしまう。
逆のときは分担も逆だ。
一緒に暮らし始めて数年。
こんな何気ない日常のひとこまに幸せを噛み締めるのは、
やはり愛しい恋人の存在があってこそだ。
「で。
その草食系男子が、
一体なんの相談? 」
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