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誰にも黒歴史ってあるよねー
会社の1階のロビーに降りていくと、すでに沙也と貴子が待っていた。
「うわっ、ごめーん!」
謝ってるのに、なぜかふたりは目を見開き、驚愕の表情を見せている。
「ぇ?」
沙也が人差し指を指すその先を見ようと振り返りかけた私の肩に
「うぐぅっっ!!」
お、重い……
背後霊に取り憑かれた。
「なになに、同期3人で飲みー?
あいっかわらず仲いいな。俺も混ぜてよ」
で、出たー!!
黒歴史!!
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