178人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
スペイン産赤ワインのボトルを手に取り、グラスに並々と注ぐ。
そりゃ、こんな恥ずかしいこと、飲まなきゃ受け入れられないでしょ。
すると、横からオリーブを摘んだ沙也からも追い討ちが。
「あ、ちなみにその話、営業部にも届いてるから♪」
「うわー、営業も!!
サイッアク」
沙也がいる営業1課に知れ渡ってるってことはもちろん2課にも伝わってるってことで。
そこに長年籍をおいてた私にとっては知られたくない人間がたくさんいるってことで。
ぬぉー、もう営業部行けないよー!!
ハルワンコめぇぇぇ!!
私の純真なイメージを崩しおってぇ。
帰ったらお仕置きしてやるぅぅ!!
最初のコメントを投稿しよう!