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1月21日(木)
1月20日水曜日。
深夜3時15分頃。
食事を終えたマーレが玄関から外に出て行った。
このところは家猫の様に過ごし、昨日もずっと家の中にいたため、私は何も心配せずに見送った。
私が寝ようとすると天ちゃん・ナカイちゃん・ライト・ポン太のキジトラ猫四匹が私の足元のスペースで文字通り“川の字”で寝ていた。
私が布団の中で足が伸ばせるように真ん中のスペースを空けて左右に二匹ずつ分かれて寝ている。
その近くでスチュールが寝ている時もあり、おかげで私は温かさのある布団で入眠出来る。
それには有難いと思っているが、困る事も発生する。
私が寝返りを打とうとすると、重くて寝返りが打てずに目が覚めてしまうのだ。
天ちゃん・ナカイちゃん・ライト・ポン太は人間に寄り掛かると温かい事を覚えた様で、私は有難いやらちょっと迷惑やらで微妙に寝づらい時も増えてきた。
しかし、お友達に囲まれて寝ているスチュールを見ると「我慢しよう」と思い、更に「スチュールのためにありがとう」と思ってしまう。
この気持ちの方が強く、それが私の睡眠時の困る事を引き起こしている原因かもしれないが…スチュールの事を考えると私の困る事などは後回しになる。
そんなこんなで独り暮らしとは思えない「ちょっとだけ窮屈な感じ」を抱えながら本日も就寝した。
10時40分。
猫達の食事が終わり、Mikeちゃんとスチュールが玄関から外に出て行った。
天ちゃん・ナカイちゃん・ライト・ポン太は食事が終わった順にトイレの小窓から外に出て行き、起こされた私は布団の中に戻った。
ガランとした布団の上をちょっとだけさみしいと思いながらも“しっかり”と睡眠を取った。
天気:晴れ・最高気温:8℃。
何事もなく時間が過ぎていき、マーレ・Mikeちゃん・スチュールは18時台には戻って来て食事をし、お腹がいっぱいになった19時には寝ていた。
本日も平和だったなと思いながら私は夕食を摂った。
1月21日木曜日。
深夜1時45分。
数日ぶりに布団の上で寝ていたマーレが起きてきて食事をした。
布団の上に戻るのかと思っていたが猫用ベンチの上で寝始めた。
スチュールも食事を終えた後は布団の上には戻らずにこたつの中で寝た。
私は「昨日、大寒だったし寒いよね。」と思いながら猫用ベンチの真冬仕様をマーレが気に入ってくれた事にうれしくなった。
布団の上よりも“かまくら”の様になっている所の方が温かく、布団の上の猫密度が適度になれば猫達にとっても快適だろうと考えて猫用ベンチの仕様を変えたのだ。
上手く譲り合ってもらい、何より私の良質な睡眠を確保したい。
私はマーレとスチュールの穏やかな呼吸を確認してから四匹のキジトラ猫とMikeちゃんと一緒に就寝した。
天気:晴れ・最高気温:9℃。
猫達は日中は外に出て行くが夕方過ぎには戻って来て家の中で過ごす。
何事もない中、私は穏やかな気持ちで執筆を進めていった。
19時30分。
いつの間にかトイレの小窓から戻って来たMikeちゃんが大きな声で鳴いた。
居間でお茶を入れていた私の真後ろに来て急に大きな声で鳴いたため、私はお茶をこぼしそうになる程びっくりした。
Mikeちゃんに返事をしながら食事を出したが、どういう訳なのかMikeちゃんは落ち着かないままだった。
それから小一時間程断続的に鳴き続けていたが、ちょこちょこ食事をして布団の上に移動すると鳴き止んだ。
疲れたのか丸くなると穏やかな呼吸で寝た。
Mikeちゃんが落ち着かなかった以外に変わった事は起きず、平和なまま日付けが変わっていった。
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