1月31日(日)

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1月31日(日)

 1月29日金曜日。  朝8時30分。  食事を終えたMikeちゃんが南側の窓の前に移動した。  私は布団の上で寝るのかと思っていたが外に出たがった。  Mikeちゃんの希望通りに南側の窓を開けると窓の前にはマーレが戻って来ていた。  外に出て行くMikeちゃんと入れ違いでマーレが家の中に入って来て、私はMikeちゃんを見送りながらマーレを迎え入れた。  窓を閉めてカーテンを整え、マーレに食事を出した。  完食したマーレは私と一緒に布団の上に移動し、他の猫達と一緒に寝た。  天気:晴れ・最高気温:10℃。  スチュールが食事もせずに寝てばかりいる事以外に特別な事は起きなかった。  スチュールに食欲はあるように見えた私はウェットフードを出してみた。  するとしっかり完食してくれた。  しばらくはウェットフードで様子を見ようと決めて、とりあえずはほっとした。  17時30分に戻って来たMikeちゃんに食事を出し、他の猫達の世話をしながら何事もなく時間が過ぎていった。  私が夕食を摂りながらテレビを見ているうちにいつの間にか日付けが変わっていた。  1月30日土曜日。  深夜2時30分頃。  食事を終えたマーレがトイレの小窓から外に出て行った。  ずっと家の中で過ごしていたため「外に出たい」のだろうと思い、私は心配せずに見送った。  朝6時30分頃にトイレの小窓からマーレが戻って来て、私は食事を出した。  お腹がいっぱいになったマーレは布団の上に移動し、私も布団の中に入った。  今朝も布団の上の猫達に囲まれながら「掛布団が重いな」と苦笑いするような気持ちで就寝した。  天気:晴れ・最高気温:9℃。  私はいつも通り毎週恒例の土曜日の作業を進めた。  マーレとMikeちゃんは出たり入ったりしながら過ごし、私は「書き切れないかも。」と思いながら記録を取っていた。  外に出ていたスチュールは17時には戻って来てウェットフードを完食した。  天ちゃんは布団の上のマーレやスチュールのスペースで寝るようになり、他の猫達も「寒さから避難」するように布団の上にかけ込んで来る。  私の布団の上が「大人気」となり、これでは人間が寝られないと思う程に猫達に占領されてしまった。  人間の寝るスペースは確保しつつ、スチュールの暖も確保したい。  お友達に囲まれながら寝ているスチュールを見ながら「布団の上の“平和”をどうやって存続させていこうか」と新たな悩みが出来てしまった事に私は小さなため息をついた。  マーレも布団の上の状況に慣れてきたのか「温かいし、まぁいいか。」と思っているのか、キジトラ一家に対して唸らなくなった。  とにかく上手く回ってくれればと思いながら布団の上の状況を見守り続けた。  Mikeちゃんが22時7分に戻って来た。  それ以降は外に出る事はなく、遊び疲れたのかストーブの前で爆睡していた。  猫の数が多い割りには(みんな寝ていて)静かな夜となった。  猫が起きてきた順に食事を出したりしながら過ごしているうちにいつの間にか日付けが変わっていた。  1月31日日曜日。  朝4時25分。  戻って来たマーレに食事を出し、完食したマーレと一緒に寝ていたが、7時にMikeちゃんに起こされた時にはマーレの姿はなかった。  食事を終えたMikeちゃんがトイレの小窓から外に出て行った事を布団の中に戻っていた私は物音のみで察した。  時刻は朝7時30分頃。  キジトラ一家のうち何匹かはトイレの小窓から外に出て行き、布団の上には天ちゃんとライトらしきキジトラ猫がスチュールと一緒に寝ていた。  少し寝やすくなったと思いながら私は再び目を閉じた。  天気:晴れ・最高気温:13℃。  昼頃に起きて毎週恒例の日曜日の作業を進めていき、あっという間に夕方になった。  干していた布団を取り込み、ロフトベッドにセットした。  スチュールが布団の上で寝て、戻って来たMikeちゃんも食後は私の枕の左側のスペースで寝た。  猫達が寝静まる中、私は少し手間の掛かるおでん作りを始めた。  17時30分にマーレが戻って来た。  食事をすると布団の上に移動した。  スチュールの近くでは天ちゃんが寝ている事が多く、天ちゃんの定位置となりつつある。  しかし他のキジトラ猫は「ここが良い」と言える場所を模索中の様で、度々猫の寝床の取り合いが発生する。  スチュールの匂いを辿ったポン太は今日はこたつの中で寝ていた。  私としてはマーレ・Mikeちゃん・スチュールの寝る場所がしっかり確保されていれば良く、あとは上手く回ってくれれば文句は無い。  争ったりするのは勘弁してほしい。  今が一番寒い時期のため、しばらくは仕方がないか-と思いながら夕食の仕度を進めた。  キジトラ一家による猫の寝床の取り合い以外は何も起きず、私が夕食を摂った後も何事もなく時間が経ち、気付いた時には1月が終わっていた。
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