10月14日(金)

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 早急に解決しなくてはならない問題ではないと考え、心配にはなっているものの後回しにしている。  明日の朝もラテには薬を混ぜた食事を出さなくてはいけない。25時を過ぎてしまい、早く寝なくてはと思いながら電気を消そうとすると、ラテが外に出たがった。  マーレもMikeちゃんもラテが鳴いた西側の窓(猫用階段)の前に来た。  三匹で外に行くなら出しても良いかと思い、私は西側の窓を開けた。  ラテが一番に猫用階段を降り、Mikeちゃんも続いた。マーレも子猫達の後を追う様に外に出て行った。  私にとっては久しぶりに猫達のいない夜となったが、ずっと家で留守番をしていた子猫達にとっては久しぶりの外出となった。遊びに行きたくなる程ラテが元気になったのであれば、やはり喜ばしい事である。  朝4時頃。  南側の窓でマーレが鳴いた。  私なりにラテの心配をしていた。かなり寝ぼけているが、急いで南側の窓を開けた。  マーレ・ラテ・Mikeちゃんの順で家の中に入って来て、そのままの順で台所へ走って行った。  ラテが元気そうで安心した。  早朝であるがラテの食事に薬を混ぜて出そうと思い、まだまだ寝ぼけた状態であるが、三匹分のウエットフードを用意した。  ラテの分に薬を細かく砕いてよく混ぜ、お皿を間違えないように食事を出した。  これで私の平日のミッションは終了である。残り2日分は土曜日曜分で、どうにでもなる。  三匹共、猛烈な勢いで完食し、私は空っぽになった3枚のお皿を洗った。  猫達は疲れたのか、上段の寝床で寿司詰めの状態で眠そうにしていた。  私が起きる時間までにはまだまだ時間があるため、もう一眠りした。  ラテの元気な姿を見て安心し、平日のミッションをクリアした私は、それはそれはグッスリと眠った。  気が付いたら、10時を過ぎていた。  …遅刻である。  気が抜けてしまった事は言うまでもないが、平日最終日(金曜日)とは言え、何とも言い難い一日の始まりとなった。
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