はじまり

4/10
前へ
/26ページ
次へ
もう2時を過ぎるのに 彼はまだ戻って来ない。 お店を見つけられないでいるのかと 心配していると息を切らして彼が戻って来た。 「すいません。思ってたより時間がかかって。」 「そんなに焦らなくても良かったのに。」 私はニッコリ笑った。 彼もその顔を見て恥ずかしそうに笑った。 「ご飯は食べられたんですか?」 「はい。あっ それがスッゴい旨かったんですよ。 あれ絶対食べた方がいいです。 良かったら今度一緒に行きませんか?」
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加