0人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
ただし、左足はそうはいかなかった。
医者から生活することに支障はない、だが走ることはできないと宣告されてしまった。
それからずっと泣いていた
あの日、あの時、あの場所にいなかったらまだ走れた・・!
悔しかった、どんなリハビリをしても走れない・・・?
努力は必ず報われるのにそれだけは叶わないなんて・・・!
多くの悲しみの涙を流したとき桜にはもう花弁はなかった
桜と同じ時期に私の陸上人生は散った
最初のコメントを投稿しよう!