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「もうやだ、学校行くまでに疲れた・・・」
ただでさえ学校に行くことが嫌なのに歩かされるのだ。
隣にいた二人は私を呆れ顔で見つめる
いつもの日常茶飯事なのでなにも言わない
それがまた悲しかったり・・・
まぁ、そんな事はさておき、いよいよ教室に入らねばならない。
私が学校に行きたくない理由はまだある。
それは周りの男どもにチラホラ見られる事だった。
話によると、どうやら私は学年で人気らしい。
その理由は、私はお嬢様だから可愛くて頭が良くて人気になったのだとか・・・
全くもって迷惑な話だ。
どこかにいないかなぁ・・・
そういのじゃなくて、私を心から愛してくれる王子様は・・・
そう思いながら教室のドアを開ける
教室に入ると何故か皆がざわついていた
星羅と奈桜斗とは同じクラスだったためこの事を聞いてみた
「ねぇ、なんの騒ぎ?」
すると星羅が答える
「あぁ、なんか転校生が来るんだってさ。
しかも噂によると、その転校生すごく頭が良くて、イケメンで、しかも本物の王子様なんだって!」
「へぇ・・・」
素直に嬉しかった。私と同じようや人がいたから。でも、どうせ他の男の人達と同じで自分の為だけに人を選ぶんだろうなぁと思った。
そんな事を考えていると先生が教室に入ってくる
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