Ⅲ My another work

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「Hello?」 《やぁ、君がJames(ジェームズ)の娘さんか。 私は警視総監の浦辺 正徳(うらべ まさのり)だ。今後ともよろしくな。》 電話の相手はケイシソウカンのウラベ。 今後はMr.ウラベとでも言おう。 しかし、思ったより声が若い。 日本のことだから、もっと年をとった者がついているのかと思っていた。 「Nice to meet you, Mr. Urabe. 私は、リーナ・愛・佐藤・オールディーです。 こちらこそよろしく。」 《では、佐藤君と呼ばせて頂こう。 佐藤君はお父上から何か話は聞いているかな?》 「オチチウエ……?」 《あぁ、すまない。君のお父さんから話は聞いているかい?》 オチチウエ=お父さん 私はメモ帳にこう書き写した。 「ええ、私の日本での生活をアシストしてくれる代わりに、捜査の協力を求めるという話だったわよね。」 《そぅ、その通り。もちろん君の学業に支障が出ないようにするから安心してね。》 …学業に支障が出ない捜査協力なんてありえるだろうか。 まぁ、出たとしても、私はべつに構わないが。 《じゃ、今日はもう遅いし、続きは明日にしよう。君は明日も学校だろう?本業は学生だしね》 「お気遣いいただきありがとうございます。 それでは、良い夢を。」 《ああ、君もね。おやすみ。》 電話を切った後、時間を確認した。 pm11:49 …明日起きれるかしら
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