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悠李の体が高く上がって、ケタケタ笑った悠李を見たら、もっと喜ばせてあげたくて足を使って踏み込んだ。
ギッコン、バッコンと悠李のお尻が浮くくらい強く踏み込んで、高くあげた。
悠李のはじけるような笑いに心が癒される。
小さい子は苦手だと思っていたけれど、我が子だとこんなに楽しいものなんだな。
しばらくすると飽きたようで、シーソーから下りると俺の手をつかみ、クルクルまわる丸いジャングルジムへと引っ張って行く。
悠李の小さな手を握り、愛おしさがこみ上げてくる。同時に深水にはまり込みそうな危険を感じた。
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