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『ピンポーン』
段ボールの中身を出しているとインターホンが鳴り、ドアを開けるとナナミさんが立っていた。
「あの……」
そう言ったナナミさんは上目使いで、こちらを見ている……
ナナミさんがお隣さんで、会社の子……から、女性に変わる……
………
イケナイ妄想が頭に浮かんでくる……
「このケーキは……もしかして一緒に食べるつもりで買ってきてくれたんですか?」
ナナミさんの可愛らしい上目使いに妄想が止まらず、あわてて首を横に振って意識を戻す。
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