しっかりナナミ

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悩んでいたエアコンも、明日、勇気を出して森部長へ見てもらえるか頼んでみようと決心した。 「よし!」 引き出しから飴をひとつ取り出して口に入れ、同時に気合いも入れて仕事にとりかかる。 明日は忙しくなるから先に済ませておく仕事を片っ端からこなしていった。 静かで仕事に集中できたので、時計も外も見なくなり、時折吹雪く風の音も私の耳に入らず、夜が深くなるにつれ、雪も深くなっていったことに気が付かなかった。
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