しっかりナナミ

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「あ!非常ベル!!」 思いきり視界に入っていたのに何で今まで気が付かなかったのか、自己嫌悪になるが、希望が持てて少しホッとする。 「あれを押して助けてもらいましょう!」 私は森部長が掴んでいる肩の手を離そうとすると、森部長は掴み返した。 「ナナミさん!大丈夫ですから、落ち着いて下さい!!」 ………今度は、強く掴まれ、口調も、少し強くて恐かった…
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