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森部長は、しきりに目をこすっている。
そして、もう冷めてしまったコーヒーを一気に飲んでむせている。
「だ……大丈夫ですか?!」
顔を真っ赤にしながらむせている森部長へ駆け寄り、背中を擦る。
「お水持ってきますね!」
「ゴホッ、あ……ありがとう……ゴホッ」
私は急いで部屋を出てさっきコーヒーを淹れた給湯室まで行き、水を持って森部長の部屋へ戻った。
部屋へ戻った時には、少し落ち着いて顔の赤みも引いていた。
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