しっかりナナミ

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「……夢じゃない…ですね」 森部長は、ゆっくりと私の唇から自分の唇を離してそう言った。 私は唇にまだ感触が残っていて、声を発することが…できない。 言葉通り、本当に目の前にいる森部長は…… 少し照れた表情を残して、また少し私から離れる。
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