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目を閉じていて、意識がないのか寝てるだけなのかわからず、近くへ行って呼吸していることを確かめる。
『よかった…』
私が近寄っても全く起きる気配がない森部長を見て、生きているだけでよかったと思えた……
パンツ1枚で寝ている森部長へ布団をかけ、近くにあった新聞勧誘の紙の裏に、勝手に部屋に入った事を詫びたメモを書いてベッド横のサイドボードに置いた。
そのまま倒れた段ボールをまたぎ、部屋へ戻った。
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