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私は岐阜県の出身で、この噂はリアルに経験しています。
当時、私の住んでいた岐阜県の某市(※注 柳ヶ瀬のある岐阜市ではない)ではこの噂で持ちきりでした。子供たちだけでなく、大人までが話題にし、皆、怖がっていました。
けれど、噂はすぐに消え、すっかり忘れていた頃に、全国的な都市伝説として話題になり驚いたものです。
地元での噂と都市伝説には、いくつか異なる点がありました。
「口が裂けた恐ろしい存在が、通りすがりの人を脅し、危害をくわえている」というのが、地元での噂でした。
「口裂け女」は女ではなく、性別不詳の存在として語られていたのです。
もちろん、「私、きれい?」という女性ならではの台詞も存在しませんでした。
代わりにあったのは、口裂け人間に襲われたとされる被害者の勤務する店の名前です。
(※以下、その後、追加でお聞きした話)
前回のコメントに少し、追加させていただきます。
地元の噂での口裂け人間は、××病院の精神科病棟から逃げて来た患者だと云われていました。
また、「○○○の店員」というワードが付随して語られることが多かった記憶があります。
口裂け人間の被害者が「○○○の店員」だったのか、口裂け人間の前職がそれだったのか、記憶が曖昧なのですが、両方のバージョンがあったんじゃないかと思います。
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