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そんな毎日が続いていたある日。
それこそ、年末の事。
夜中に異常な寒気に襲われました。
そして、感じた事のない激しい胃痛。
息をするのも必死でした。
でも、「死にたい」と思っていた私には、これで楽になれるんじゃないかとも思いました。
孤独死になるだろうけど、まぁ楽になれるならと。
連絡が取れなければ、誰か来てくれて発見してくれるだろうと思いました。
ただ、その時にそんな思いとは裏腹に自分の口から思いもよらぬ言葉が出たのです。
「誰か、助けて…」
と。
その瞬間、「あぁ私、まだ生きたいんじゃん」とちょっと笑えてしまいました。
その後は朦朧とする意識の中、同僚に相談して、恥ずかしながら救急車を呼んで病院へ行きました。
その後もボロボロでしたが、それは長くなるので割愛。
でも病棟は人手が足りないので、翌々日には出勤するように言われ、フラフラでご飯も食べられない状況の中、お仕事をしたのでした。
メンタルももちろんボロボロ。
そこで初めて「病院を辞めよう」と心から思ったのです。
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