2人が本棚に入れています
本棚に追加
裕美子も最初はこんな女ではなかった。
美人で良くもてたんだろう。
高飛車で鼻に付く様な女だった。
カフェを開きたいと言って俺に近づいて来た時に
調教してやったのだ。
高飛車な態度や言葉使いがどんどん変わって行く
のが堪らなかった。
「裕美子。狙ってる女が居るんだけど
あれ、作ってくれよ。今日連れて来るからさ。」
裕美子はシャブリつきながら
手でオッケーのサインを出した。
「じゃあ。また後で来るから。」
首を振る裕美子を離して帰り支度をしていると
「何だか妬けちゃうな。そんなにいい子なの?」
「あぁ。お前と違ってな。」
そう言って図書館に戻った。
最初のコメントを投稿しよう!